盗作問題について

論文の盗作検出ソフトウェアとか、オープンソース自動検出ツールの Palamida みたいに、ラノベ(に限らず書籍全般)もデータベース化して管理すれば良いじゃない、とか思った。
が、問題点も多いか……。


・他社の書籍に関してはいろいろハードルが高い
共同出資するなどの手はあるが、業界的にそんな事やってる場合じゃない気もする。


・ノベルゲーム、漫画とかからの盗作はどうするべ
編集と審査員が頑張るしかない。


・そんなノウハウねぇよ
外注する事になるけど、結構な額になってしまいそう。
しかも、その割には直接的なお金が入らないので導入に積極的になれるかというと微妙なような……。


ランニングコストが甚大
電子書籍化するついでにやればそこまででもないかも。


作品のサイクルが早くなった今、編集と審査員に全責任が……、ってのは少し可哀想な気がする。
人的リソースに頼らない仕組みとして対策していかないと、今後も絶対漏れるだろうし。
というのは、酷く PG 的な発想なのかもしれないけど……。


とりあえず、自社の有名作品から抽出されるような失態を犯さないようにするくらいには対策した方が良いんじゃないかしら。