まどか もーそう その4

梶浦さんの音楽がここまで目立たない(良い意味で)アニメも珍しい。
脚本家の虚淵氏にばかり注目がいってるように俺には見えるけど、強い個性を集めてこれだけの作品に昇華させてるシャフト(新房監督)も凄いなぁ……。
と最近のシャフト作品(概ね原作もの)はあんま好きじゃなかっただけに見直したり。


例によってネタバレ注意(4話まで視聴前提)。


明るい魔法少女路線を一切隠す気がなくなっている展開にわらった。
魔法少女になる願いでマミさんを生き返らせるという発想がそもそも出てこない、というのは少し予想外だったが、その他は概ね脱線の無い展開だったような。
と見せかけて色々伏線が張られてそうで恐ろしい。


とりあえず、各地の考察を見て回る前に自分メモ。
今回はほむほむとまどかの会話が一番の考察ポイントかしら。


不思議の国のアリスがベースとなっているのは確定
となると、きゅーべぇーはやはりハートの女王絡み?
「べぇー」が何を指しているのかさっぱりだが……。
根本的に不思議の国のアリスの内容をあまり覚えていないので amazon でポチった。


・ほむほむの「こちらの世界では彼女は永遠に行方不明者のままでしょうね」という発言
魔女の結界いついては「あちら側」と発言。色々と意味深。
マミさんが死んだ時の「まさか」という台詞(※)とか、別の世界ではまどかと親密であったそぶりを見せる事から、鏡面世界説の信憑性が高まる。
※鏡面世界説が正解だとすると、「あちらの世界」ではマミさんが生きている可能性は高い。マミさん派、やったね!


・ほむほむと QB
QB さんが全魔法少女のナビゲーター役とすると、ほむほむの存在は明らかに浮いている。
マミさんの死後、QB の中ではあの土地に魔法少女が「居ない」事になっていたりするし。
- 契約は結んだものの、別世界での記憶があるほむほむが反逆した為に確執がある
- ほむほむが既に魔法少女になっている状態で「こちらの世界」に来たから繋がりがない
どちらかは現状では判断はつかない。


魔法少女ネットワーク?
マミさんが死んだ事が新キャラの耳に入っている(しかも、QB が「まさか君が来るなんて」と言っている事から不特定多数に知らせたと思われる)事から、魔法少女用の独自のネットワークがある事が分かる。
今後の展開に影響するような大層なものじゃなくて、単に話を進める為の小道具的なものかもしれない。


・さやかの立ち位置が不明
まどかが魔法少女になる決意をするキーとしての存在(その為、さやかは中〜終盤の前半にかけて死ぬ)ってのが有力だとは思うのだけど、それならば、ほむほむとQBからガン無視されてたのにいまいち筋が通らない。
鏡面世界側では空気?
さやかが魔法少女になった時のほむほむの反応もあえて控えめにしてるっぽいので、いまいち推測が……。
もう少し見直すか、推測班に任せるしかないか。


・敵登場時の少女の影は謎
舞台に立っているツインテール少女の影っぽいものがあったが、今回の魔女の魔法少女時代の姿?
性別わかんない姿なのに魔「女」と呼ばれているあたり、魔法少女との関係は確実にあるのだが……。
※追記:今回の魔女倒した後に、思いっきり↑の影の少女が落下してきてるのね(この時は影ではない)。スローで見ると人形のようにも見えるような……


ほむほむって文章中にあるとめっさ読み辛いな……。
使ってみたかっただけです、はい。