ブロック3 トライアルデックカードリスト@俺メモ

随時更新中@2012/07/26
※ラスト更新です

(TOP に来るようにトライアルデック発売日の記事としてます)
MONSTER COLLECTION TRADING CARD GAMEより転載




■新要素「リチュアル」:
特殊な魔法の力を秘めた地形カードを「リチュアル」と呼びます。
これらのカードは枠が緑色になっており、配置したときにさまざまな効果を発揮します。
■新要素「勢力」:
モンスターたちは種族や生息地によって集団を形成しており、それを現すものが勢力です。
デックを組む際には、同じ勢力のカードを集めるとバランスが良くなります。

■その他
加藤ヒロノリ氏の twitter 上でのカード解説を引用として掲載

【海皇竜-カドモス-】
3A001 海皇竜カドモス

元ネタ(Wiki)
※テーベの創設者とされるギリシャ神話の英雄
※妹エウロペや妻ハルモニアに比べて知名度はあんま無い気がするのは日本人だからか
※神話内では最期は蛇になるらしい
※……百歩譲って竜はまぁ近いかな、と思い込む事(竜倒した逸話もあるし)にしても、なんで海皇になっているのかはかなりの謎
※聖人なのに火竜になっているゲオルギウスさんの例もあるので、あまり気にしてはいけないのかもしれない

今週よりいよいよブロック3のカードが登場! ブロック3『海皇竜』より、開田裕治先生の描く、稲妻を纏いし海皇竜。
桜色のボディが素敵な8レベルの2点英雄。攻防ともに基礎値超え。イニシアチブ+2にスペル水*と、ここまででも十分に強いスペック。加えて特殊能力2つ持ち。
1つめは海賊たちに捧げられた財宝の見返りとして敵を撃破する「海皇の雷撃」。アイテムを1枚破棄すると普通で電撃2Dダメージ。◎なので殴った後でも可能ですが、攻撃力もアップするので、調整しつつ使用しましょう。
2つめは強さの源でもある「海皇の加護」。自身のスペル枠*を1つ消費することで、普通対抗で耐性を付与。今回のカードには「アクアリウムor艦船」にスペル枠を追加する効果……などもありますので、夢広がります。
見方だと頼もしい反面、敵対したカドモスは非常にやっかいです。属性ダメージに頼り切りのデックは、最低でも2種類の属性ダメージを9点たたき出すつもりで挑まないと倒しにくいです。
かと思えば、9点以上のダメージをたたき出す頭の悪い素殴りにはやや弱く、呪文だけが頼りになってきます。海賊都市はアイテムスペル混合デック(ややアイテム寄り)なので、手札と要相談しつつ戦いましょう。
カドモスの役割は「正面突破」ではなく、自軍領土をうろうろしての防衛こそが真価を発揮します。自軍本陣正面を基軸に、カドモスが苦手な相手を牽制しまくってやりましょう。



3A002 女海賊ネイ&ネル

今週よりいよいよブロック3のカードが登場! ブロック3『海皇竜』より、ヤトアキラ先生の描く、クール&プリティな女海賊。
所属勢力は「海賊都市クロスボーン」。今回よりカード右下に勢力が加わることになりました。項目は増えましたが、ゲームに直接影響するルールが増えるわけではありません。
勢力は「同じ勢力のカードを集めたら強いデックになりやすいよ」という指針です。あくまで指針であって拘束性はありませんので、自由が好きな皆様はご安心ください。
英雄点1、攻撃力がやや基礎値割れですがチャージ持ち。アイテムもスペル*もあり。さらに特殊能力が2つと豪華絢爛。アイテム&スペルなデックであれば、どこに出張してもおかしくないスペックです。
1つめ「魔道の砲撃」は、己の「*」枠を消耗することで◎普通タイミングで混沌2Dダメージ。普通タイミングのみですが、攻撃とは別に行えるのが使いやすいです。
オマケにやばくなったらとんずらできる、2つめの特殊能力「ごめんあそばせ」つき。都合が悪くなったら逃げるのが、海賊にしてダークエルフっぽいですね。
そして謎の種族「艦船」。それって種族ちゃうんちゃう? とツッコまれそうですが、ここに分類するのがゲーム的にもっともスムーズなのでご勘弁を。
艦船ならば使えるアイテムがあったり、艦船だったら強化されたりと、優秀なシナジーがありますので、クロスボーンをメインに組むときは使いこなしてあげてください。
さて、フレーバー的にこの女海賊さんたちは、それぞれ別の理由で、隠し財宝持ちでイケメンらしい伝説の海賊王を探索しに、クロスボーンへやってきました。
そんなクロスボーンの守護竜がタイトルの《海皇竜カドモス》だったりします。ほかにも海賊と言えば、もちろんあの魚人種族もリニューアルされて再登場。
とまあこんな風に、勢力が追加されたおかげでいろいろとバックボーンを想像しやすくなったのも、お楽しみ要素の一つといえるかもしれませんね。乞う、ご期待ですぞー!


3A005 ギルマンの船乗り

ブロック3『海皇竜』より、SHURIKEN先生の描く、魚人の船乗り。
ギルマン基本ユニットその?。?レベル基礎値ありのアイテム使い。イニシアチブ+1。ブロック1の同様カードに比べると耐性つきなのがお得。
このカードから推測できるように『海皇竜』はやや先攻風味です。先攻をとるためのカードはありませんが、イニシアチブを持つユニットがぼちぼちいます。
ギルマンや艦船専用砲弾や海賊の酒などがあったりもしますので、バランスよく戦っていきましょう!


3A007 ギルマン・サーファーズ

ブロック3『海皇竜』より、すがのたすく先生の描く、トビウオ騎兵。
?レベル即時召喚可能、基礎値合格のアイテム使い。さらに、このユニットが最前列の場合、防御力アップのオマケつき。地味だけど堅実でめっちゃ使いやすいです。
実質、4/6運用で間違いない感じですが、同じユニットをいっしょのパーティに入れたり、同時攻撃の時だけご用心。
海賊に限らず、偶数アイテムデックであればどこでも活躍できるスペック。みんなで波乗りいやっほうしてくだされ。
ちなみにこいつもギルマンなので、例の砲弾をポイできる点にもご注目ですぞ。


3A010 フライング・エストック

元ネタ(Wiki)

今週よりいよいよブロック3のカードが登場! ブロック3『海皇竜』より、かんくろう先生の描く、雄々しき跳ねる突剣魚。
再録されるたびに強くなっていく俺たちのカジキ。即時召喚こそ不可ですが、4レベルで6/4、イニシアチブ+3はかなりの高スペック。同時攻撃になったとしても、相手に与える損害は大。
耐性の火炎と津波も効いてます。さらには属性「水」の自軍ユニットがいる地形に普通召喚できるので、手札にだぼつきにくいのもいい点です。
トライアル『海皇竜』は多くの魚人と幽霊船(水)とダークエルフの海賊船(魔)で構成されているので、カジキを展開させるときは布陣に気をつけてください。


3A011 スパイラル・ドレイク

ブロック3『海皇竜』より、開田裕治先生の描く、螺旋竜。
SNEテストチームでは「螺旋893」とも呼ばれていた、暴力ユニット。6レベル分の隙間にわいてきて、高速過剰攻撃どーん! 防御力が基礎値分あるので1Dダメージ系では死ににくいのも特徴。
?レベル即時召喚可能で7/6歩行。イニシアチブ+2。以上――という超絶シンプルな6レベルユニット。しかし、今までにいなかったタイプでもあります。
対抗基軸に考えるのであれば、「0対抗で微妙」ユニット。だけど「先手取って殴りたい」局面では、ヘタなユニットよりもたのもしく、敵に回すと意外とやっかいなのも事実。上手に運用してあげてください。


3A012 呪われし海賊船

ブロック3『海皇竜』より、西村正人先生の描く、パイレーツ・オブ・六門
6レベル5/6歩行。アイテム2つ。攻撃力が足りていませんが、普通対抗タイミングで水カード1枚破棄したら+2。亡霊の海賊がどんどん乗り込んでいく感じ。
ちなみにこの艦船も再録ユニット。先日紹介された砲弾との相性も抜群。その気になれば2連射可能。しかも攻撃力もアップできます。
フレーバーで女海賊さんがはしゃでいる通り、伝説の海賊王はあの方のようです。どんなカードになっているかは、見てのお楽しみ!


3A013 蘇りし沈没船

ブロック3『海皇竜』より、吉村正人先生の描く、霧の向こうから沈没船。
6レベル5/6歩行のアイテム1つ、水水スペル使い。行動完了型特殊能力で敵軍1体に10ダメージどっかーん。6レベルバランスユニットの1つのカタチですね。精神ダメージなのは砲弾も幽霊だから。
スペック的にはブロック1の《ムスペルの竜戦士》の水スペル版です。アンデッドで艦船なので、実際の運用はかなり違ってきます。艦船ならではの特典をお楽しみください。
ちなみにこいつは再録ユニットです。もともとは3レベルなのでまったく原型をとどめていませんが……大型船はやっぱりドラゴンサイズがしっくりきますよね! 安定の防御力がうれしい。
沈没船がよみがえってきたってことは、同系統Sレギュ時代の艦船も。ほか、火属性にも溶岩を渡る艦船を用意していますので……バランスはちょっと難しくなりますが、わくわく艦船デックとかも楽しんでみてください。


3A014 ブラックシャークの海賊船

元ネタ?(Wiki)
※コイ……

ブロック3『海皇竜』より、碧風羽先生の描く、こんがりエルフの強襲海賊船。
?レベル即時召喚可能、5/3歩行。アイテム1つとスペル*を持つ万能型バランスユニット。ダークエルフで艦船なのもポイント。
即時召喚可能で防御が3しかないので、いろいろと不安は残りますが、それ以上にこの万能性は使いやすいはず。
さて、フレーバーでネイとネルが探し求めている海賊王ですが、もちろん登場予定です! どんなヤツなのか、お楽しみにー! 割と斜め上かも(ぼそり)。


3A015 ブラックシャークの空賊船

ブロック3『海皇竜』より、碧風羽先生の描く、空飛ぶ海賊。
空を飛び、基礎値オーバーの攻撃力を持ち、防御力合格、さらにはアイテム1つとスペル*を持つ6レベルユニット。使いやすいです。
海賊都市のほとんどのユニットが歩行なので、この規模のユニットが空を飛んでいるのは重宝します。オマケに艦船なので砲弾7発ダメージがうなる。
フレーバーでは、ついに(?)海賊王らしきどっかできいたことのある人物の描写が! いったいどうなってしまうのか!?


3A020 クロスボーン砲弾

ブロック3『海皇竜』より『ドラゴン使いのアーニャ』のこゆき先生の描く、海賊都市名物「投げられる砲弾」。
見ていただければおわかりだと思いますが、強いです。艦船とギルマン専用消耗品。普通対抗で攻撃力ダメージ。使い手にもよりますが、おおむ
ね中堅クラスのユニットなら殺せるダメージです。無属性なのがまた優秀。
これのためだけにギルマンと艦船を「いっしょに組みたくなる」カード。攻撃力の高いユニットが使うほどお得なので、うまく使っていきましょう!


3A023 ゴースト・シップ

もういくつ寝ると28日発売! ブロック3『海皇姫』より、アオガチョウ先生の描く、海鮮海賊強化プログラム。
アクアリウムと艦船に「攻撃力強化/イニシアチブ強化/スペル*付与」を与えるリチュアル系地形です。
ストレートに強化する巨神フィーバーと比べ、やや変則的。ですが水バランスデックになる海賊都市においては、すべてほしいところに手が届く強化とも言えます。
わかりやすいところで、螺旋竜や飛剣魚を強化して呪文を使えるエリート893にジョブチェンジするとか。カドモス先生の安定っぷりを補佐するとか。
かっちょいいコンボとしては、ネイネルの魔道砲撃回数を増やすとかも可能。また、ガルシルトに登場予定の海賊王もスペル枠コスト系特殊能力を持つので相性抜群です。

3A024 サモン・シップ

ブロック3『海皇竜』より、アオガチョウ先生の描く、魚貝艦船召喚地形。
リチュアルとは、文字通り「儀式っぽい効果を持つ地形」のことです。見た瞬間に区別がつくように枠が緑色になっています。
リチュアルは「配置した瞬間にだけ効果を発揮」します。発揮時期の「この地形配置時」というのがそれのことです。
配置した後はただの地形ですので「緑の地形のテキストは使われたときだけ読めばいい」とお考えくだされば、遊びやすさもアップするかと思います。
さて《サモン・シップ》の効果ですが、この地形を配置した瞬間、この地形に「艦船」や「アクアリウム」を召喚できます。行動完了で召喚なので、その後に進軍できませんので注意。
看板ユニットである《海皇竜カドモス》や《女海賊ネイ&ネル》などの英雄も召喚可能。後手2ターン目にうまく回れば、先手後手を入れ替えるくらいの勢い。使いやすいです。




【巨神姫-エスリン-】
3B001 巨神姫エスリン

エスリン元ネタ(Wiki)
※日本語の Wiki ページが存在しない……
ケルト神話巨人族の姫。バロールの娘
※神話だと諸事情により父であるバロールに幽閉されるので、モンコレ内でも実は呪いをかけたのはバロールだった、とかあるのかもしれない

ブロック3『巨神姫』より、かしわ先生の描く、巨神界の親指姫様。
いろいろと規格外な娘さん。ちなみに大きさは人間の娘さん程度のサイズです。……が、元々が巨神なので考えられないほど怪力で強靱です。
2レベル即時召喚不可ですが、アイテム1つ。基礎値はどっちも超えてる3/3歩行。後衛で生き残れば9点ディフェンダーパンチをお見舞い。
そして特殊すぎる特殊能力。1つめは「即時召喚時に、とりあえず味方のジャイアントやトロールが強制的に手札に戻る」というもの。英雄を除くので、本人は帰りません。
2つめは「手札にあるジャイアントやトロールを好きなだけ即時召喚してもいい」特殊能力。この2つの特殊能力が重なるとエスリンの戦闘はユニットを置換し放題。
守るときが特に使いやすいです。敵の即時召喚を見てから、好きなパーティを構成できるので戦闘におけるアドバンテージはかなりのもの。攻めるときだって「別の地形で召喚したい即時系をこの娘で先に戻す」なんてことが可能。
フレーバー的には――巨神族に生まれたこの小さな小さな娘さんの呪いを解くために、巨神族をあがめるガンロックの一族が奮闘するという設定。親指姫は無事にみんなと同じサイズに戻れるのでしょうか?


3B002 巨神王バロール

バロール元ネタ(Wiki)
※日本ではあまり馴染みのないケルト神話巨人族の王。エスリンのお父さん。
※イビルアイの代名詞的存在なので結構いろんな創作物で見かける気がする。名前だけは知ってるって人も多そう。
※巨人、隻眼、王様、と神話通りの設定なのは英雄の中では結構珍しいかも?

今週よりいよいよブロック3のカードが登場! ブロック3『巨神姫』より、かしわ先生の描く、巨神族の王バロール先生。
所属勢力は「太古の巨神」。アイテムをメインで使う巨人、トロール系後攻型勢力。バロールはその王。
性能はかなりとんがっています。8レベルで攻撃力10、防御力8。基礎値は十分に満たしています。イニシアチブ−3、アイテムが2つ。
そして特殊能力を2つも所持。片方はジャイアントのカードの破棄すれば、単体に石化10。モンコレ界の90%以上を対抗の余地なく石化させることができるので、決まればめちゃめちゃです。ええ、決まれば。
もう1つも同じく対抗不可パーティ単位。コストはなんでもいいから手札1枚破棄。パーティに石化4。敵の布陣次第ではこちらを使うことも多いかと思います。
どちらの特殊能力も文句なしに強いんですが、いかんせん、この王様は歩みが遅いので「まず耐える」ところから始めなければなりません。
つまりは生き残るために消耗品を使う必要が多々あるので、そこらへんをどう運用するかが巨神デックのポイントですね。ほかのカードとの兼ね合い的にも、まぐれ先攻を狙うのではなく、後攻を狙っていきましょう。
フレーバーでは、時空の狭間に隠れ住む伝説の巨神族の姫君に異変が! 巨神族を神とあがめるトロールの一族の助力を受けて……そんなとき、別件で巨神の里を訪れたブリオたちは――という感じになっています。


3B003 ギガンテ

ギガンテス元ネタ(Wiki)
ギリシャ神話に登場する巨人
ギガンテスは複数形らしい……知らなかったよ!
ギリシャ神話等でギガース族の固体がちらほらと登場するのでギガンテスの英雄、とかも在り得……ないか
ドラクエのせいで一つ目のイメージが強いが、設定的にそんな事はない

今週よりいよいよブロック3のカードが登場! ブロック3『巨神姫』より、菅原健先生の描く、巨大すぎるシンプル巨神。
8レベル! 9/9歩行! アイテム1! 超絶シンプル! 一番評価すべき点はやはり基礎値超えの攻防。レベル基準の攻撃を受けても死なないところが偉いです。
どこまでいっても対抗枠としては1つなので、頭の良い戦いは苦手。むしろ同時攻撃バンザイ! バッチコイ!
ブロック3には「防御力がかなりアップする消耗品」があります。これらを防御9のユニットが使えば相当なものですので、うまく使ってください。
再録ではありませんが、以前には「鉄巨兵ギガンテス」として登場、そもそもは伝説にあった「巨神」たるこいつをモデル(姿は結構ちがいますが)に作られた、という設定です。


3B004 フォモール

もういくつ寝ると発売日! トライアル『巨神姫』より、米田仁士先生が描く、ウホ! 凍えないか巨神。
□凍えるブレスでは、普通タイミングにパーティ吹雪6点! 6レベル以下にはだいたい通るダメージ! こいつは強いですよ。ファイアDが涙目でにらんでくるくらいです。
6レベルのアイテム使い。基礎値がなんと防御1点越えの7! 1Dで死なない防御力なので、かなり堅いです。オトコの胸板はこうありたいですね!
実はこのユニット、再録ユニットだったりします。ジャイアント、6レベル、水属性、歩行くらいしか跡形のこってませんが、シンプルでたくましく生まれかわりました。

3B010 ガンロックの守備兵

ブロック3『巨神姫』より、原友和先生の描く、ガンロック一族の勇ましき守備兵。
なんとも基本的なスペック。?レベル即時召喚可能で4/5のアイテム1つ。?レベル基準のひとつです。以前の同様ユニットは魔法生物でしたが、こいつはトロールです。
明確な一長一短がある魔法生物と違い、トロールなところが使いやすいです。トライアルにはトロール、巨人専用アイテムなどもあるのでそのぶん強い。先に紹介された《コール・ジャイアント》がわかりやすい例ですね。
フレーバー的に、ガンロックの一族は今までのグリンスキンなトロールの亜種的存在。肌の色が灰色で、文化はややモンゴル風。武を重んじ、そして巨神族の隠れ里を守る誇り高き一族です。


3B011 ガンロックの蟲騎兵

ブロック3『巨神姫』より、ねじ太先生の描く、トロールのウォーム騎兵。
?レベル即時召喚可能のシンプルアイテム使いユニット。攻撃力は3と低めですが、チャージとディフェンダー完備。つまり同時攻撃以外ではレベルの1.5倍以上なぐることができます。
デックタイプ的に後手を想定して戦うことになるんですが、たまに先手を取ったとき、このチャージがピリリと効きます。逆を言えば、こいつのようにチャージ持ちがいるときは「どっちでもいい」的な精神が重要です。
ガンロック一族はウォームを家畜に生きる種族です。ゆえにトロールでウォームなので、どちらのシナジーにも対応。二つの種族を握手させるポイントユニットでもあります。
フレーバーでは、アーニャ先生が安定の自分らしさを発揮。苦境を前向きに考えるポジティヴさは我々現代人にとって(略)


3B012 ガンロックの罠師

ブロック3『巨神姫』より、丸尾幸広先生の描く、どすこいかくれんぼアーチャー。
?レベル即時召喚可能、基礎値OK、アイテム1つ。オマケに普通対抗で敵1体に1Dダメージ。代理地形だったら+2ボーナス。
非常に使いやすいです。アイテム偶数レベルデックであれば、どんなデックにもさくっと組み込めます。代理地形はどんな対戦でも出現することが多いので、ボーナスもバッチリ。
種族がトロールであることを生かせば、黒焼きなどの専用シナジーが使える「太古の巨神」勢力で組むのがお得です。ほかの勢力からは、ブロック2の《ゴブリン発破隊》みたいな意識で使いましょう。


3B014 ヘカトンケイル

元ネタ(Wiki)
ギリシャ神話に登場する巨人 3 兄弟の総称
ヘカトンケイル自体はかなりメジャーだけど、固体名はあんま聞かないのはなぜか……
※3 人とも頭が 50 で腕が 100 あるらしい
※それはもう固体じゃなくて群体なんじゃないかといつも思う
※メインの頭があってそこに情報を集約しているのか、50 すべての頭で並列処理をしているのか、色々と気になる

ブロック3『巨神王』より、菅原健先生の描く、迫力満点な百手巨人
6レベル、5/6歩行。イニシアチブ−2でアイテム2つのディフェンダーたくさん。どすっと耐えてどっかん。
なんで今までいなかったのかと言いたくなるくらい、6レベルディフェンダーユニットの正しいカタチ。
生き残れば壊滅的なディフェンダーで殴る! 問題は生き残る手段ですが……巨神にも驚きの秘薬がありますので、ご安心を。


3B015 ウォームの黒焼き

ブロック3『巨神姫』より、ぴぃたぁそると先生の描く、巨神特製強壮黒焼き
ウォーム、ジャイアント、トロールであれば「防御力:+2D」したうえに「ディフェンダー:+5」のオマケつき。見た目がアレですが、栄養満点滋養強壮。
防御力+2D。呪文だったら「対抗連鎖終了後に消失(マジック・シールド)」であることを考えると、相当な性能と言えます。しかも生き残ったらディフェンダー+5で反撃。
ちなみに黒焼きにされているのは《ポッグ・ウォーム》の幼生です。食べたときには「んまい! てーれってれー!」と叫びましょう。


3B023 コール・ジャイアン

ブロック3『巨神姫』より、bob先生の描く、巨人さんいらっしゃい地形。
効果は「巨神姫」版の同様召喚地形です。艦船とアクアリウムの代わりに、ジャイアントとトロールが召喚できます。
看板ユニットたる《巨神王バロール》や《巨神姫エスリン》を召喚できる点も同じ。うまく使って進軍の一手番を縮めてやりましょう。


3B024 ジャイアント・フィーバー

『巨神姫』より、bob先生の描くリチュアル型地形カード。この地形を配置した時、この地形に存在しているトロールジャイアントを超絶強化。
地形配置の効果であるので、メインフェイズ中は効果を発揮。地形を配置できるのは自軍ターンだけなので……戦闘前に使う、攻め限定の絶対発揮効果とも言えます。
地形であるので、ターン中にもう1枚とかも配置可能。つまり、1体に効果を集中すれば重ねがけすることもできます。最大、戦闘前に+12/+12確定とかも夢じゃないわけです。
ちなみに同時攻撃が発生した場合、同時攻撃のルールにのっとって効果はすべて無効なっちゃいますので、注意が必要です。あくまで「先ができるグレイトな効果。でも同時は勘弁な!」的な効果と認識ください。