エレメンタルブロック TD @俺メモ

更新停止@2013/01/30 公開カードまで
※1/30 ドワーフの錬金呪導師、ハイエルフの錬金魔導師、雷鎚ミョルニルティーガー魔石m、ゲパルト魔石、鉄巨兵ギガンテス追加
(TOP に来るようにトライアルデック発売日の記事としてます)


※MONSTER COLLECTION TRADING CARD GAMEより転載
※※ヒロユキ氏のつぶやきやバックボーン等は無断転載です。公式から怒られたら消しますので悪しからず


【金剛神】
4A-001 金剛神ハデス

元ねた(Wiki)
※オリンポス十二柱が一、冥界の王
※色々な創作に登場するので知名度的には超メジャー
※神話的には、オリンポス十二柱 → ハデスも含め大半がティターン(神族)なので注意
※オルクスと同一視されているので、合わせて使ってあげるのも面白いかもしれない

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」からK2商会先生の描く、果てしなくかっちょいい金剛神。
トライアルの看板ユニットですね。8レベル、英雄点2、10/8歩行。アイテム2つにスペル枠を1つ持ちます。錬金生物共通の「装備制限」を持ち、特殊能力が1つ。シールドに刻印されているエムブレムがいい味出してますよね!
「●戦闘/バトルフォーム」では、イニシタイミング開始時にこのユニットの「*」を消費できます。消費した場合、このユニットにイニシ+2で加速するか、イニシ−2&ディフェンダーで反撃モードにするかを選べます。 相手に合わせながら、時には加速、時には減速反撃を使い分けるのが楽しいユニットです。装備品は1つしか装備できませんが、専用装備のほとんどば防御+2効果があるので、10/10くらいで考えていてもいいでしょう。
防御力の高いユニットは、ただそれだけでほとんどのダメージ対抗を無力化することができます。そこからアイテム2枠分の消耗品を使える上、イニシ操作も持ちますので、かなり頼りになるユニットです。


4A-002 黄金熊のモンブラン

モンブランはフランス語で白い山
※マロンクリームが地表を、上に振り掛ける粉砂糖が雪を表しているモンブラン(ケーキ)は概観味ともにすばらしいものです
※……クマとモンブランの繋がりが分からないのデス
※モンスイユってメーカーのぬいぐるみにモンブラン君っているからこれかなぁ。こっちは白熊っぽいケド

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」からかしわ先生の描く、俺たちの青春代弁者。
亜種採録ですね。?レベル即時可能、英雄点1、0/2歩行。アイテム2つ。特殊能力を2つ持ち、本人は魔法生物にして錬金魔導師。
本人強化ではないので、なにかしらの対抗で殺されてしまう可能性があります。が、錬金生物はどいつもこいつも分厚いので、この+2がつくだけでかなりの鉄壁さ。
1つめの「◎普通対抗/強化マテリアル投与」では、モンブランのアイテム枠を消費することで錬金生物を「+2/+2」することができます。カードを消費しないのですごく使いやすいですが、錬金生物にしか効きません。
2つめの「□普通/モンブラン式錬金爆薬」は、アイテムカードを破棄することで1体に【2D】ダメージ。2レベルから2Dダメージというだけでも強いのに、無属性なのがすばらしいですね。
そんな相変わらずの変態性能なモンブラン。錬金生物デックでの運用がもっとも適していますが、?レベルアイテム2枠を利用した傭兵運用でも十分いけます。アイテム過多デックのお供としてもどうぞ。


4A-005 鉄巨兵ギガンテ

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」から藤沢孝先生の描く、奇襲型鉄巨兵。
6レベルでなんと即時召喚可能! それでいて6/6歩行と基礎値を持ちつつ、アイテム1つ。装備制限あり。さらには特殊能力1つ。
「◇自軍ターン/錬金合成」は手札にあるこのカードを錬金生物か錬金魔導師のいる地形に普通召喚できるというもの。即時でも呼べるし、普通でも補給可能という使いやすい鉄巨兵です。
錬金魔導師の皆さんは基本的に2レベルなので相性はバッチリ。種類は多くないですが、2レベルの錬金生物も存在しますので、そことも相性抜群。うまく使って戦場にたくさん展開しましょう。


4A-007 ドワーフの錬金呪導師

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」からぴぃたぁそると先生の描く、モンブランの弟子その2。
2レベル即時可能、2/2歩行、アイテム1つ。同じく特殊能力1つ持ち、ドワーフにして錬金魔道師。なにげにブロック制になって初登場ドワーフ
「●戦闘/鉄巨兵転送陣」はこのユニットの存在する戦闘で、手札にある錬金生物のユニットを即時召喚(英雄禁止)できます。こいつで飛び込んででっかい鉄巨兵どん! をお楽しみください。
ちなみに両者とも、モンブランの持つ知識に興味を持って押しかけ弟子になった者たちです。魔法力のハイエルフ、鍛冶技術力のドワーフが加わったからこそ、錬金生物の開発は急ピッチにも耐えることができました。


4A-008 ハイエルフの錬金魔導師

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」から神崎かるな先生の描く、モンブランの弟子その1。
2レベル即時召喚可能、2/2歩行。アイテム1つ。特殊能力1つ持ち。名前通りのハイエルフにして錬金魔道師。
「●自軍ターン/鉄巨兵合成陣」はこのユニットの存在する場所に、手札にある錬金生物のユニットを普通召喚(英雄禁止)できます。序盤に展開できれば、動きの重い錬金生物デックの強い味方ですね。


4A-009 鉄巨兵ティターン

ギリシャ神話に登場する巨神族。タイタンって読み方の方がメジャーかも?
※神族の知名度の割に固体名がいまいち有名じゃない(メジャーなのはクロノスとかオケアノスくらいか)のはオリンポス一派に負けたからかガンダムが偉大過ぎるからか……
※分かり易い解説サイトを見つけたので貼っとく → http://www.h6.dion.ne.jp/~em-em/page104.html

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」から獅子猿先生の描く、渋かっこいい鉄巨兵。
6レベル、5/6歩行、アイテム1つにチャージ+5とディフェンダー+10。装備制限。以上終わり! ――というシンプルな性能の鉄巨兵です。
アイテム1つしか持っていないのに、装備制限という追加ルールがついています。一見、意味がわかりませんが、それは後日に登場するカードをお待ちください。
鉄巨兵の強さは、本人の性能と言うよりも、専用の装備品パーツにあります。2つが合わさることによって強さ倍率が跳ね上がるので、鉄巨兵にはできるだけ装備品を身につけてあげてください。
バックボーンやフレーバーにもあるとおり、前世界では自然と錬金魔法が発展したので百年戦争時に開発された鉄巨兵ですが、今世界ではモンブランがそれを止めていました。理由はエレメンタル・ストームが早まってしまうため。
しかしオルクス軍の猛攻は予想以上。そこでモンブランは、世界の終焉が早まるのを承知で、鉄巨兵の開発に着手しました。ちなみにこの頃、無敵姫様は重なる封印解除のせいで眠りにつく時間が長くなってしまってたり。
呪いの牛頭族やヒゲの参戦、海からの使者の出現、神獣の庭園が墜ち、精霊王復活の兆しもあったりでもう大変。そんなてんわわんやがブロックエレメンタルの背景となります。ご期待くだされー!


4A-012 鉄巨兵エティン

エティン元ねた(Wiki)
北欧神話に登場する霜の巨人(族)。ヨトゥンを英語読みしたものがエティン
※日本だとまともに北欧神話を題材にした漫画やゲームってほとんど無い(変化球気味だけどヴァルキリープロファイルくらい?)ので知名度はいまいちな感じか
※神話的には耐性吹雪欲しかったような、それでバランス崩したら元も子も無いような、複雑な気持ち

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」から吉村正人先生の描く、便利2枠鉄巨兵。
6レベル、6/6/歩行、アイテムが2枠! おなじみの装備制限で錬金生物。重厚感がしぶすぎる鉄巨兵。本家エティンよりも先に戻ってきました。
本家よろしく、アイテムが2枠! 装備品を1つ装備しても1枠残るので、鉄巨兵専用パーツ装備で2枠フリー。さらに装備品ぶんステータス強化。対抗数を稼ぎたいときは頼りになります。
ちなみに鉄巨兵のほとんどは、巨人の名前を冠していますが、元の巨人を改造したとか、そういうわけではありません。コードネーム的なものとお考えくだされ。


4A-015 ゲパルト魔石

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」から瀬尾先生の描く、魔法生物強化マテリアルその1。
亜種再録となったゲパルトなあいつ。効果自体は同じですが、対象に錬金生物も反応するようになりました。魔法生物か錬金生物1体を防御+2と耐性すべてを付与。
鉄巨兵は全体的に防御力が高いので、ある程度のダメージには防御アップ系でなんとかなりますが、属性20点系はなかなか難しいです。貴重な耐性効果なので、上手に使っていきましょう。


4A-016 ティーガー魔石

防御ダメージってことはどれだけ防御あげても使い手は死にますが、上記のゲパルトとセットだとお買い得。火炎ダメージなので生き残ることができます! 割と全力の超必殺技なので、しくると痛いので注意。
錬金生物専用なので、だいたい6点以上の爆発が巻き起こります。コアをオーバーヒートさせてどっかーんする効果だと思っていただければ。
普通対抗でなんと【火炎:使用者の防御力】ダメージを与えるというトンデモ効果! すげえ! しかも対象はユニットすべてだよ! あれ? すべて? ……という思考を楽しむことができる今日のもう1枚。
新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」から瀬尾先生の描く、魔法生物マテリアルその2。


4A-018 マグネリアの磁力網

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」からKIYA先生の描く、特殊な電磁網。
マグネリア現象を利用した消耗品。2つ効果があります。1つめはわかりやすく「□◎特殊能力を消す」効果。《魔法のロープ》の代わりに使うもよし、どっちも積むもよし。
2つめは錬金生物または錬金魔導師が使ったときのみ効果を発現。消耗品を使用した相手に【電撃:2D】ダメージ。打ち消しはできませんが、防御5くらいまでなら殺してキャンセルできるかも。
1枚で特殊能力対策と消耗品対策が詰め込まれているカードなので、使い勝手はいいです。とりあえず相手がスペルオンリーのデックでも腐りにくいので、構築的にはポイント高しなカードですね。


4A-019 ジャイアント・ウィング

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」から林啓太先生の描く、大きすぎる翼。
錬金生物専用装備品。背中に換装することで空を飛べることができます。ゲーム的には飛行の進軍範囲に進軍可能(でも飛行になるわけじゃないので、対飛行効果は受けません)。
モンコレにおける「飛行進軍範囲」はそれだけでかなり強いです。具体的には、飛行というだけでデザイン時にはステータスのどこかが削られるくらいに。
オマケにこのカードはアイテム枠を1つ持たせてくれる上に、イニシアチブ+3もついてきます。+3をどこまで信用するかはその人のプレイング次第ですが、やや先手デックからすれば戦いたくない数字ですよね。
また、先攻型鉄巨兵というのも存在していまして、そいつがこれを装備すると……! というような相乗効果にもなったりする巨翼装備。鉄巨兵デックのキーになること間違いなしですぞ。


4A-020 ジャイアント・シールド

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」から林啓太先生の描く、大きすぎる盾。
ブレードに比べ、攻撃力はなくなりましたが、代わりに「□普通/シールド・バッシュ」を持ちます。防御力基準なので6レベル錬金生物が装備するとだいたい8点くらいです。無属性なのもうれしいところ。
錬金生物のほとんどは、防御力が6以上です。防御+2の装備品を装備して防御8。加えて消耗品枠があるのは、重対抗こそさばけないかもしれませんが、軽い対抗であればそもそも防御力を突破できないことが多々。


4A-021 ジャイアント・ブレード

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」から林啓太先生の描く、大きすぎる剣。
+2/+2強化しつつ、さらにはアイテム枠を1つ追加! 今までにありそうでなかったタイプの装備品です。つまり、装備品を装備しながらも、消耗品枠を確保できるので、分厚くなりながら1対抗可能。
すべての錬金生物には「装備制限」があります。ですので、装備品によって増えたアイテム枠を使ってたこ足コンセントがごとく、さらに装備品を装備することはできません。
今回より新たに「専用」という追加ルールがまとめられました。文字通り、指定された種族しか装備することはできません。もちろん途中で別種族ユニットに持ち変えることもできませんのでご注意を。
オープン環境のみですが、装備中に種族を「変更」されてしまうと、専用条件を満たせなくなって装備解除となってしまいますので、こちらもご注意を。次オープン環境でも発生しませんが念のため。


4A-022 雷鎚ミョルニル

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」からbob先生の描く、鉄巨兵専用雷撃換装パーツ。
錬金生物しか装備できません。アイテム枠1つ追加なので、これを装備していても消耗品は使用可能。防御力+2、ディフェンダー+6まで持ちます。
実は大砲ではなく、雷エネルギーをパワーに変換することで「◎普通対抗/電磁チャージ」を使うことができます。アイテム枠を1つ消費することで「チャージ:+3」を付与。
特殊能力による恩恵がアイテム枠を消費する割に弱いんじゃないか? と思われるかもしれません。そもそも(防+2、ディフェ+6、アイテム1つ)装備効果が強いので、チャージはオマケだと考えて使いましょう。


4A-023 マグネリアの大磁界

新ブロックトライアル『金剛神』より、勢力「モンブラン錬金研究所」からぴぃたぁそると先生の描く、大地のエレメンタルストーム。
ブロックエレメンタルのシンボルともいえる「吹き抜け内蔵」地形です。大磁界は吹き抜けた先で錬金生物が即時召喚できるという鬼畜っぷり。2レベルユニットで進軍して6レベルどん! をお楽しみください。



【妖貴妃】
4B-001 妖貴妃ヴィクセン

※ヴィクセンは英語で雌狐の意
※バックボーンストーリーの元ネタは妲己っすね
※キャス狐好きとしては使わない訳にはいかない

新ブロックの先駆け、トライアルの『妖貴妃』からのご紹介。勢力「風魔の隠れ里」より、主役たる九尾の狐ヴィクセン。
4レベル即時不可、英雄点2、4/4歩行、イニシアチブ+2、スペル風魔*を持つ美女にして九尾の狐。それがヴィクセンです。特殊能力は2つ。
1つめの「●戦闘/九尾の解放」は、文字通りに九尾の狐としての力を解放し、どろんと化けることができます。イニシ決定タイミングに手札を(フォクシア込みで)3枚破棄しなければ使用できません。
コスト手札3枚をどう見るかは使い手次第ですが、効果は絶大。ヴィクセンが「9/9/妖狐」として暴れ回ることができます。4レベルで9/9なので、めちゃめちゃ強いです。
初心者であれば、変化できそうなときは迷わず化けて、戦いを有利に進めましょう。中級者以上になってくると、残り手札で対抗しきることができるのかを考えて戦いたくなってくるユニットです。
とにかく消費が激しいので、場面場面を考えながらの運用が重要です。2つめの「◎普通/金輪眼」はヴィクセンの「*」を消費することで1体に【精神:このユニットの防御力】ダメージ。人の姿だと4、狐だと9ダメージ。 枠消費での瞳術なので、あんまりぽんぽん使ってしまうと、対抗数を逆算されてしまうこともあります。……が、変化で減った手札を考えると「どうせ使えないや」前提に撃っていくのもまた戦術。
なんにしても、うまくなるほど色々と考えたくなるという非常に使いでのあるユニットなので、ブロックエレメンタルでは骨まで愛してあげてください。
フレーバー的には、国家転覆計画「妖貴妃作戦」の中心人物。世界の終焉が迫る中、ブリオやアーニャがとある国に協力を要請するために訪れるのですが……という感じになっています。


4B-002 白狐イヅナ

※元ネタは管狐(Wiki)
※地名になったり体術になったりで知名度はかなり高いかなー。結構いろんなゲームにも登場しているイメージ
※イヅナ = 七尾ってのはモンコレ創作っぽい

新ブロックトライアル『妖貴妃』より、勢力「風魔の隠れ里」から山鳥おふう先生の描く、七尾の白狐。
4レベル即時可能、英雄点1、4/4、歩行。スペル風*。特殊能力が2つ。基礎値は最低限マークしているので、同時もそこそこ。あと、可憐。
1つめの「●戦闘/七尾の解放」では、イニシ開始時にフォクシアのカードを1枚破棄すれば、妖狐になってイニシ+2ついて、攻撃力まで2点アップ! 三尾や二尾と違って、行動完了にならないところが、さすが英雄。
もう1つの「◎普通/銀輪眼」は1体対象に「*」枠を消費すれば【精神:2D】ダメージ。最近では4レベル英雄がよく持っている能力。フレーバー的にはヴィクセン同様、瞳術ってやつですね。
イヅナの役所は、狐女デックにおけるサブエースポジション。フォクシアが基本的にほしいものを英雄らしく取りそろえているユニットですので、即時召喚できることも相まって非常に使いやすいです。
ヴィクセンほど妖力(手札)を必要としないのも気軽に使いやすい部分ですね。バックボーンストーリーにもある通り、攻撃の要として活躍させてあげてください。


4B-003 ツインテイル

新ブロックトライアル『妖貴妃』より、勢力「風魔の隠れ里」の小さなアタッカー。かんくろう先生の描く、二尾のきつね。
2レベル即時可能、2/2で飛行。スペル風とチャージ+2を持ちます。ビーストにして最初から妖狐がポイント。
地味に飛行なのが、歩行メインのフォクシアではありがたい進軍タイプ。風の秘伝呪文もまんまで使用できるのも強みの一つです。
ほかチャージを持っているのが重宝します。まわりのフォクシアたちが変化して行動完了になって加速していく中、この二尾様はレベルの2倍殴れるのが素直に素敵。
ほか、ビーストでありチャージを持っていることから、ブロックエレメンタルに存在する別の勢力からお声がかかる可能性も。シンプルだけどいい仕事しまっせー。


4B-004 ドリームテイル

※なんだこのこっび媚のイラストは!けしからん!もっとやれ!

新ブロックトライアル『妖貴妃』より、勢力「風魔の隠れ里」から、こさぎ先生の描く、うわさのもっふもふ。
ともに2レベル即時可能。2/2飛行。あと、かわいい。
夢尾のほうは「□普通/深い眠り」があります。よくあるタイプの自分を破棄して「即時不可ユニット1体を殺す」能力。ダメージは【精神】なので通りやすいですね
黒尾のほうは、以前に登場した《ツインテイル》の魔バージョン。チャージとスペル魔を持っています。狐デックを組むと、2レベルのチャージが重要な攻撃要素だったりするので、上手に使っていきましょう。
ちなみに妖狐たちが空を飛べるのは、古来よりの神通力があるからです。人の姿を取ることを選んだフォクシアにはできない芸当なのです。


4B-005 フォーステイル

※おそらく元ネタとなっている伝承はオサキ
※尻尾が増えるほど魔力が高まる、というのは分かり易いし絵的にも映えると思うので素晴らしいファンタジー設定。
※狐は善悪問わず色々な神話民話があるので、もっとその辺を積極的に取り込んだユニットが沢山出ると個人的には嬉しかったり。

年始一発目の2枚目! 同じく勢力「風魔の隠れ里」より、かんくろう先生の描く、四本尾の妖狐様。
4レベル即時可能、4/4飛行。イニシアチブ+1とスペル*を持つだけ……というあまりにもシンプルなユニット。種族はビーストにして妖狐。
前述の奇襲忍軍にも書きました通り、妖狐でしか使うことのできないスペルがありますので、それを「変身しないで使うことのできる」この四本尾はそれだけで結構優秀だったりします。
もちろんそんなこと気にせずに、*要員、即時要員、イニシ+1要員、ビースト要員としての使用も可能。これ以外にも存在する数種類の「はじめから妖狐」と専用スペルを含んで、まるごと傭兵も面白いかもしれません。
さて、今回よりバックボーンストーリー的な展開も始まりました! ここにもあるように、フォクシアと妖狐はもともと同じ種族であり、現在はとある王国転覆のための「妖貴妃作戦」を展開中。果たしてどうりますやら。


4B-006 シックステイル

新ブロックトライアル『妖貴妃』より、勢力「風魔の隠れ里」から竹安佐和記先生の描く、妖しくてかっちょいい六尾の妖狐。
いわゆるバニラカード。6レベル、6/6、飛行、スペル風魔*持ち。ビーストにして妖狐。
シンプルながら、スペル3枠を持つ妖狐なので、戦闘能力はかなり高いです。秘伝呪文をすべて一人でまかなえること、6レベルという大きさで飛行できることが、かなり効いています。


4B-007 フォクシアの牙印師

新ブロックトライアル『妖貴妃』より、勢力「風魔の隠れ里」から真時未砂先生の描く、フォクシアの2レベル加速担当のお2人。
2レベル即時可能。2/2歩行。「●戦闘/二尾の呪印」を持つまでは同じ性能。まだ幼さの残る彼女たちでも作戦に投入するあたり、フォクシアの世界の厳しさがにじみ出ていますね。
「●戦闘/二尾の呪印」については、今までにも登場した4レベル変化フォクシアと同じですね。こちらは2レベルで即時可能な分、小回りが効く代わりに死にやすい感じです。
基本がよく似ている2体ですが、かたや「スペル:*」持ち。かたや「イニシ&チャージ」持ちなので、微妙に立ち回りが違ってきます。
どっちかというとスペルが使える呪印師が使いやすそうですが、1人で+3を出すことのできる牙印師もなかなか。パーティ構成と相談して変化しましょう。


4B-008 フォクシアの唇寄師

新ブロックトライアル『妖貴妃』より、勢力「風魔の隠れ里」の小さな強化役。おにねこ先生の描く、タッチが素敵な狐娘唇寄師。
2レベル即時可能。2/1歩行。スペル*。特殊能力「□普通対抗/忍法唇寄」を持ちます。もちろんフォクシアです。
「□普通対抗/忍法唇寄」は自軍ユニット1体を対象に攻防のいずれかを「+自軍パーティの妖狐の2倍」を付与します。対象は誰でもいいので、うまく使っていきましょう。
妖狐に変化した味方の数を問うのでで「守りの戦いでは味方を気軽に変化させて、この娘で防御アップ」などの使い方がわかりやすいかもしれません。


4B-009 フォクシアの蟲毒使い

※F.S 先生がモンコレイラストの限界に挑戦し始めている気がする
※凄くエロカッコ良いイラストなので個人的は大好きです

新ブロックの先駆け、トライアルの『妖貴妃』からのご紹介。勢力「風魔の隠れ里」より、F.S先生の描く、オトナの蟲毒使い。
2レベル即時可能、1/2歩行、イニシアチブ+1とスペル*。そして特殊能力を1つ持ちます。それはそれとして(イラストガン見しながら)札、はがしたくなりまよね!
「□普通/毒霧の術」では、敵軍ユニット1体を対象に【猛毒:自軍妖狐の数の3倍】ダメージを捻出することが可能。ポイントは「妖狐」の数を問う部分。単体運用してもダメージでないので注意です。
ストレートにもともと「妖狐」のユニットと組むも良し、先日までの「x尾の呪印」持ちユニットと一緒に使うも良し。前者だと用意はいりませんが、後者だとイニシアチブ早めなので使いやすいです。


4B-010 フォクシアの呪印師

※ヒロノリ氏つぶやき ー> フォクシアの牙印師側でまとめて行われているので割愛

4B-011 ブラックテイル

※ヒロノリ氏つぶやき ー> ドリームテイル側でまとめて行われているので割愛

4B-012 フォクシアの奇襲忍軍

※狐耳の女の子は平安時代から続く日本の古き伝統なのです。
※キャス狐かわいいよキャス狐。

今日からブロックエレメンタルのカードのご紹介。一発目はこちら! 勢力「風魔の隠れ里」より、あずみ冬留先生の描く、女狐まみれの奇襲忍軍。
4レベル即時可能、5/3歩行、スペル風*持ち。わかりやすく使いやすい風*スペラーですね。勢力で組まずに傭兵することも可能なので、そこらへんも視野に入れて運用してあげてください。
特殊能力「●戦闘/三尾の呪印」はイニシ決定タイミングにこのユニットを行動完了にするかを選択。行動完了にしたならばこのユニットに「イニシアチブ:+3」と「種族:妖狐」を付与できます。
相手によってその選択ができるのがうれしいところ。つまりは狐に変身することで、速度を上げるわけですが……このままだと攻撃できないので、せっかく先手をとってもなんだかもったいないですよね。
しかし! 秘訣は「種族:妖狐」の部分にあります。妖狐だからこそ扱うことのできる秘伝忍術があり、それらはちょっと一本抜けた性能をしているので、使いたいからこそ変身の選択肢としても有効なのです。


4B-013 フォクシアの風魔忍軍

※どうやら尻尾が増えるほど魔力高いとかそういう訳でもないもよう
※尻尾の数分イニシ + が増える -> 九尾はイニシ +9!だと面白いっちゃ面白い

新ブロックの先駆け、トライアルの『妖貴妃』からのご紹介。勢力「風魔の隠れ里」より、一葉モカ先生の描く、女狐まみれの風魔忍軍。 
4レベル即時不可、3/4歩行、スペル風魔持ち。イニシアチブ+2とチャージ+3。それに昨日のカードに似た能力を持ちます。
「●戦闘/二尾の呪印」はイニシ決定タイミングにこのユニットを行動完了にするかを選択。行動完了を選べばこのユニットに「イニシアチブ:+2」と「種族:妖狐」を付与できます。昨日との違いは+2ということですね。
数字は減っていますが弱くなっているかと言えばそういうわけではなく。風魔忍軍の場合は最初から+2を持っていますので、最大+4まで加速可能。1体で+4はそうそういないので、かなりの速度といえます。
また、このユニットのいいところは「イニシ+4にする」のか「イニシ+2だけどチャージを狙う」のかを選択できることにあります。この選択はむずっとした楽しさがあるので、ぜひ味わってみてください。
ブロック3のユニットにはデックを構築させやすいためにも「スペル:AB」という組み合わせはなにげにいなかったんですが(全部A*とかでした)、今回よりこのタイプも復活。より2色特化を楽しんでください。


4B-018 シャラク

※元ネタ? -> 東洲斎写楽(Wiki)
※浮世絵師元ネタなので絵柄もそれっぽい感じで面白い
※でも浮世絵とか良く分からないのでシャラクとパンプの繋がりはわからない……

新ブロックの先駆け、トライアルの『妖貴妃』からのご紹介。勢力「風魔の隠れ里」より、菊地先生の描く、秘伝忍術「シャラク」。
先日のコメントにもあった「種族専用スペル」ですね。今回より「秘伝」として見た目にもわかりやすくなりました。詳細については、あとでまとめますのでそちらを参照してください。
なんと「魔」枠1つで、自軍ユニットを攻防+4するカードです。もちろん普通対抗で使用できるので、その効果は絶大。
ですが、元から妖狐の方々はともかく、先日までのフォクシアさんたちは特殊能力で変化しておかなければならないことに注意。イニシタイミングでどうするかのむずがゆい悩みをご堪能ください。
フレーバー的にはバックボーン解説にもあるとおり、この秘伝忍術は狐の姿をしているときにしか発音できない魔法です。《シャラク》は無数の分身を作り出すというかっちょいい効果。ゲーム的には攻防アップで表現。


4B-019 ブラインドネス

本日の2枚目。新ブロックトライアル『妖貴妃』より、あづみ冬留先生の描く盲目の呪文。
TRPGでは定番の呪文なんですが、意外とTCGでは今までなかった盲目の呪文。攻撃力を下げる効果として表現しています。
1枠では、敵軍ユニット1体を「攻撃力:−5」する効果。2枠では、同じく敵軍ユニット1体を「攻撃力:−20」する効果。盲目といいながら、2枠のほうはきっと聴覚なども遮断するのだと思われます。
いわゆる魔呪文が担当している「攻撃力を下げる効果」なので、安定の使い心地。魔スペルがあるデックであれば2枚くらいは組み込んでおきたい呪文ですね。


4B-020 ホクサイ

※元ネタ? -> 葛飾北斎(Wiki)
葛飾北斎と言えば「蛸と海女」が真っ先に浮かびますごめんなさい
※……ホクサイをオクトパスアームにかけてぐふふ、する遊びを思い付いた

新ブロックの先駆け、トライアルの『妖貴妃』からのご紹介。勢力「風魔の隠れ里」より、菊地先生の描く、秘伝忍術その2「ホクサイ」。
同じく種族秘伝の忍術のひとつ。こっちは風魔の2枠が必要なので、使用感覚はやや重いですが効果は抜群。なんと普通対抗で対象に【精神:3D】ダメージ! 期待値的には10点前後! まあその通りにいかないのがモンコ(略)
フォクシアデックにおける攻防対抗の要となる呪文ですので、前述の《シャラク》ともども、上手に使ってあげてください。《ホクサイ》はいわゆる「瞳術」というやつです。


4B-021 マインド・デストラクション

※術を掛けている方も掛けられている方も両方かわいい

新ブロックの先駆け、トライアルの『妖貴妃』からのご紹介。2枚目。先生の描く、中島先生の描く、脳みそこねこね呪文。
今回より勢力分類が「−」から「ALL」になりました。汎用戦闘スペルですね。魔属性基本スペルの1つ。消耗品対策呪文。
2つの効果を持ちますが、それぞれは単純明快。どちらも消耗品キャンセル効果ですが、1枠だと使い手が即時召喚可能ユニットのみ。2枠だと使い手を選ばずキャンセル可能。
この系統の特定キャンセル効果呪文は、相手によってまるっきり腐る可能性があるのが構築時の悩みどころ。ブロック3環境では消耗品が強かったので、メタ的にも魔使いであれば2枚くらいは積んでいてもいいかも?


4B-024 風魔の大竜

同じく『妖貴妃』よりもう1枚のご紹介。今回の世界観的特徴を持つ「タイプ:エレメンタル・ストーム」の地形カードです。フリューキシーラ先生の描く、大竜巻。
エレメンタル・ストームは「精霊たちの狂宴」とも呼ばれている六門世界の「終末の予兆」の現象です。これらの地形カードはそんな「終末ならではの異常気象や異常現象」を表現しているカード。
共通特徴として赤い「強制配置」のテキスト。ぶっちゃけると「吹き抜ける風」と同じ効果なんですが、一目のわかりやすさとインパクト、テキスト省略の意味からもこういう表記に。この表記は「追加ルール」と同じです。
この地形ならではの効果としての「●戦闘/風魔の大竜巻」では、先攻普通タイミングの開始時に自軍ユニットの「種族:妖狐」を未行動に戻します。昨日今日の忍軍系カードとの相性は超抜群。
吹き抜けて強制入れ替えした後、忍軍でせめてどろんと変身。そして圧倒的イニシアチブから先攻を取って元に戻るとか、使っていて気持ちよか間違いないカードでごんすよ。
という感じの「タイプ:エレメエンタル・ストーム」の地形カードは今ブロックの特徴でもあります。ほぼすべての地形に吹き抜け効果を基本装備。つまり、今ブロックにおける地形とは「攻めのカード」なのです。


【六門世界バックボーン・ストーリー】

 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 風魔の隠れ里(1)
 「妖狐」と呼ばれる種族が在った。
 それは複数の尾と妖しい魔力を持つ、異様な化け狐である。
 とある事件の後、妖狐たちは「そのまま狐の姿で自然に生きる」者と、「人の姿で生きる」者とに分かれていった。
 その後者こそが、現在で言う「フォクシア」という種族である。
 
 フォクシアは狐の耳と尾を持つ種族であるが、それらを変化の術で隠して人間になりすますことを得意としている。
 現在、暗殺者の一族であるフォクシアの集団「風魔の隠れ里」は、とある依頼のもとに王国の国家転覆を画策している…
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 風魔の隠れ里(2)
 フォクシアは全員、シノビの技術を持つ暗殺の一族。
 その軍備は各特性ごとに「忍軍」と呼ばれ、他の追随を許さない突出したスキルを持つ。
 「風魔忍軍」は神速を誇る先鋒部隊。
 その名の通り風の如き速度で駆け、自身の死をすら相手に悟らせることなく敵を屠る術を持つ。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 風魔の隠れ里(3)
 妖狐形態のときにしか発音できないと言われている秘伝の妖術。
 フォクシアの姿のままでは唱えることすらできない、古の業である。
 《シャラク》は無数の影分身を作り出し、敵を撹乱する幻惑の呪文。
 《ホクサイ》は妖魔の瞳で睨みつけることで相手を狂死させる悪魔の呪文。
 妖狐に伝わる秘の魔法はこの2種に終わることなく多数存在すると言われており、
 そのいずれもが通常の呪文魔法を枠にとらわれない効果を持つ。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 風魔の隠れ里(4)
 蠱毒使いは煙玉の扱いを得意とするくノ一。
 彼女の煙玉から生み出される毒霧は妖狐の魔力によって増幅され、狙った獲物を死に至らしめる。
 煙玉一辺倒のみならず、魔法の扱いにも長けている。
 《マインド・デストラクション》は惑いの力で相手の頭をショートさせる精神呪文。
 これにより、毒を封じる術を持つ相手にも対応することが可能となる。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 風魔の隠れ里(5)
 伝説の「九尾」の力を持つ、最強のフォクシア。
 ヴィクセンはその姿を貴婦人に変え、王の寵愛を受けることに成功した。
 ―通称「妖貴妃」作戦。
 風魔の隠れ里の一族全員が、この計画のためにシノビ活動を行って、王国の転覆を目論んでいる。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 風魔の隠れ里(6)
 唇寄師は妖狐と共にあり。
 手の甲に記された忍字により、大地に掌をつくことで、ツインテイルを召喚し、使役する。
 彼女の周りがツインテイルで埋め尽くされた時、唇寄の忍法は最大の効果を発揮する。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 風魔の隠れ里(7)
 指で印を結ぶことで、妖狐に変化する能力を持つ。
 この妖狐に化ける能力は、男性のフォクシアは持ちえず、女性のフォクシアのみが有している。
 必然、フォクシア族はその能力で以って女性上位の社会を形成することとなった。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 風魔の隠れ里(8)
 フォクシアと起源を同じくする、「妖狐」と呼ばれる化け狐。
 幼生の頃は体の大きさも通常の狐程度で、尾も一本である。
 歳を重ねるともに体はどんどん大きくなって尻尾の数が増え、力も増大してゆく。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 風魔の隠れ里(9)
 《シックステイル》は六本の尾を持つ巨大な妖狐。
 その体躯と妖力は並みのドラゴンに匹敵し、秘伝魔法を始め数多の呪文を操ることができる。
 《ブラインドネス》は相手を盲目にする感覚遮断の魔法。
 黒い霧を生み出して相手を包み込み、攻撃の威力を減殺する。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 風魔の隠れ里(10)
 「七尾」の力を持つ、異形のフォクシア。
 通常、万人から賞される女性フォクシアの特徴は、ぬばたまの美しい黒髪と雪のように白い肌。
 しかしイヅナは、異なる種族の血が入っているのか、白の髪と褐色の肌を持つ。
 その実力は折り紙付きで、侵入作戦を指揮するくノ一忍軍の頭領を任されている。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 モンブラン錬金研究所(1)
 世間的には知られていないが、世界にはもうすぐ破滅がやってくる。
 エレメンタル・ストーム――精霊たちの狂宴とも呼ばれるその現象は確実に迫ってきていた。
 
 モンブランは、その世界の終焉に対抗する術を知っている。
 しかし世界はその前に、とある暴君の野望の前に支配されようとしていた。

 1000年の時を経て蘇った《欲深き皇帝オルクス》。
 万を超えるオークを引き連れたオルクスは暴虐の限りを尽くし、平和に慣れきって弱体化した国々を
 次々と陥落させていく。
 オルクスが引き起こしたこの戦乱は世界全土を巻き込んでいった。

 このままでは、終焉を知ることなく、世界は人の住む余地のないものになってしまう。

 モンブランはオルクスの猛攻に対抗すべく、錬金魔導を駆使してとある兵器の開発に着手する。
 それはかつての世界で使用され、その威力のあまり、世界の終焉を早めてしまったとも言われているもの。

 並のモンスターをはるかに凌駕する性能を持つ錬金生命体――鉄巨兵の開発に。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 モンブラン錬金研究所(2)
 鉄巨兵の強さの秘訣はその巨大さとともに、専用の強化パーツにある。
 《ジャイアント・ブレード》《ジャイアント・シールド》は、共に通常のユニットではとても扱うことのできない、
 恐ろしく巨大な武具。
 モンブランが技術の粋を奮って製作したこれらの武具は、錬金生物本体の性能を飛躍的に高めながらも、
 戦闘行動への制約は皆無に等しい。
 従来の概念を覆す画期的な装備品の開発は、モンブランという特異な存在を世の錬金術師たちに
 知らしめてゆく。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 モンブラン錬金研究所(3)
 エレメンタル・ストームは、六門世界を構成する元素そのものに働きかけ、変性・崩壊へと導く。
 例えば『土』の属性がバランスを崩すと、地震の頻発・地軸の歪曲・地磁気の逆転などが起こり始める。
 
 その影響による現象を、モンブランは『マグネリア』と命名した。
 重力の反転もマグネリアの一種。建築物は大地もろとも抵抗の余地なく浮き上がり、破壊されてゆく。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 モンブラン錬金研究所(4)
 《マグネリアの磁力網》は特殊な合金で編まれた、敵の行動を阻害するネット。
 使い手が念じることで電撃を流すことができ、様々なアクションに対応することができる。
 《ジャイアント・ウィング》は、魔力噴出口から猛烈な風の魔力を噴き出すことで、
 錬金生物の巨体を浮かび上がらせることのできる大きな翼。
 陸戦型の錬金生物による強襲を可能にした上、副産物たる噴射の加速により戦闘面でも強化されている。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 モンブラン錬金研究所(5)
 他の鉄巨兵よりさらに二回りほども巨大な、『金剛神』の名を冠する決戦兵器。
 その身に宿る魔力で自身の性能を強化し、戦況に対応して機動力や殲滅力を上昇させることができる。
 ハデスの魔力に感応して紫の輝きを放つ巨大な片手剣は、すべてを薙ぎ払う破壊の一閃。
 金剛神に相対した敵はことごとく粉砕され、自らの屍を以って戦場を舗装する運命をたどることとなる
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 モンブラン錬金研究所(6)
 《ハイエルフの錬金魔導師》《ドワーフの錬金呪導師》は、錬金生物開発におけるモンブランの助手。
 2人は新時代の錬金魔法を研究する学問の徒であったが、
 当代の技術水準を大きく超えるモンブランの魔導を目の当たりにして、出奔を決意。
 半ば押しかける形で助手として開発に携わることとなった。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 モンブラン錬金研究所(7)
 《ゲパルト魔石》は魔導生命体の支援を目的とした加護を封じた魔石。
 従来品は魔法生物にしか効果がなかったが、錬金生物にも対応するようモンブランが改良した。
 《ティーガー魔石》は錬金生物のコアを暴走させることのできる魔石。
 秘められた力を解放することによって、コアのエネルギーを逆転させ、制御不能の業火によって
 敵味方もろとも灰燼に帰すこととなる。
 
 ■六門世界バックボーン・ストーリー「ブロック:エレメンタル」 モンブラン錬金研究所(8)
 《鉄巨兵ギガンテス》は召喚性能を極限まで高めたタイプの鉄巨兵。
 最初期に開発された鉄巨兵であり、攻防のバランスが取れた扱いやすい機体である。
 《雷鎚ミョルニル》は肘から先を巨大な雷撃砲に変換する換装パーツ。
 先端部の魔導針に魔力を収束し、それを直接叩き込むことで大威力の物理的衝撃を発生させる。